コンセプトは ”どうしたら面白くなるか?” D の 問 題 どうしたら易しく面白くなるか
 もっと楽にならないか
2.7 DBで情報を共有する D の 問 題《目次》
 1.生産管理の意義
 2.生産管理の必須条件
  2.1 こんなシステムが欲しい
  2.2 導入すれば問題解決なのか?
  2.3 標準化を端折るな
  2.4 標準化は管理のインフラ
  2.5 基本ステップは4つのC
  2.6 ITを使って効率よく
  2.7 DBで情報を共有する
【問題6】

同じ情報なのに複数の部署各々で管理している 。

 
 3.短納期と在庫問題
 4.販売計画の精度向上
 5.生産同期化の仕組み
 6.リードタイムの短縮
 7.負荷・能力管理
 8.部材調達管理
 9.スケジューリング
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データベース(DB)というのは、
会社や工場の中で共通に用いられる情報を1ヶ所に集めて管理し、
必要に応じてだれもが利用できるようにした情報の保管庫です。

標準化によって整理された情報は、データベースを利用して整頓します。
Dの問題…デリバリー/生産管理の問題について考えてみましょう システムからの発想…システム概念からのヒントなど
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データベースに求められる機能の一つは大量データの集中管理ということです。
この管理を効率的に行うためにデータにコード番号を付けます。
コンピュータは、人間の言葉より
一定の規則に従ったコード番号の方が扱いやすいからです。
人間が扱うときだけ(これをマンマシンインターフェースと言います)、
日常用語に翻訳したデータにすれば良いのです。


コードは機械が読めれば良いので、
重複さえしなければ、通し番号でもランダムな英数字でも構いません。
人間がコードを読む場合を想定して、桁に意味を持たせることもあります。


小さなデータベースなら、Excelでも作ることができます。
最初は、標準化を進めながら、Excelで整備していくのが良いでしょう。

ところが、データの量が増えてくると処理に時間が掛かるようになり、
Excelでは扱いにくくなってくるので、
Accessに置き換えて利用するようにします。

AccessはExcelとのデータのやりとりが容易にできる
データベース用の簡易ソフトです。


もちろん、この段階で市販のシステムを検討するのも良いでしょう。
標準化も何もしていない状況に比べれば、かなり楽に導入することができるはずです。

標準化による管理のインフラ整備と、
ITを利用した管理の効率化についてお話をしました。
次回からは、これらを前提とした、個々の管理の中身についてお話をします。
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