コンセプトは ”どうしたら面白くなるか?” D の 問 題 どうしたら易しく面白くなるか
 もっと楽にならないか
4.2 KKDよさらば D の 問 題《目次》
 1.生産管理の意義
 2.生産管理の必須条件
 3.短納期と在庫問題

 4.販売計画の精度向上
 【問題8】

販売計画を合理的に立案していないために、必要な部材・設備が
準備できず、一方で見込み違いの在庫が利益を圧迫している。
  4.1 営業情報を一人占めするな
  4.2 KKDよさらば
  4.3 計画は理に適っているか?
  4.4 営業プロセスを整理しろ
  4.5 製品仕様データベース
  4.6 変更トラブルを最小限に
 5.生産同期化の仕組み
 6.リードタイムの短縮
 7.負荷・能力管理
 8.部材調達管理
 9.スケジューリング
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販売予測・予定情報は、販売計画の基礎情報として
すぐに調達できない長納期部材を手配したり、
生産能力を確保する設備投資を計画するのに使われます。

ところが、この情報は将来の見込みの数字なので、いつも確実とは言えません。
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一般に予想は外れるものです。
しかし、科学的・客観的な予測は誤差の範囲の中で当り外れを繰り返します。
販売予測は、この誤差を少なくするように精度を高めます。



(1)KKDを排して合理的に予測する

営業担当者が独自に販売計画を立案しようとすると
どうしても個人差のある経験と勘と度胸(KKD)に
頼ってしまいます。
それを積み上げた販売計画には大きなぶれが生じます。


(2)利用しやすい単位にして予測する

いくら精度の高い予測を行っても、ただ数字を出しただけではいけません。
自社の販売形態・生産体制に合わせて、使いやすい単位で予測をします。

マーケティング部門は、営業部門が合理的な計画立案ができるように、
必要な情報処理・分析のサポートを行います。



(3)販売予測の例

下の例は、いすれもExcelの計算・グラフ機能を利用して販売予測を行った例です。
説明は省略しますが、イメージとして参考にしてください。


TCSIは、過去の実績データを、傾向(T)、循環変動(C)、季節変動(S)、不規則変動( I )に分離して、予測に利用する手法。






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