コンセプトは ”どうしたら面白くなるか?” D の 問 題 どうしたら易しく面白くなるか
 もっと楽にならないか
9.5 PDCAは小さな宇宙 D の 問 題《目次》
 1.生産管理の意義
 2.生産管理の必須条件
 3.短納期と在庫問題

 4.販売計画の精度向上
 5.生産同期化の仕組み
 6.リードタイムの短縮
 7.負荷・能力管理
 8.部材調達管理
 9.スケジューリング
さて、いよいよ最終稿。

営業活動に始まり、生・販にまたがる全社的なシステムの話をしてきたのに
工場の片隅で行われているような小日程管理でおしまいというのは、
なんだか尻つぼみで物足りないと感じるかもしれません。

でも、それは大きな間違いです。

小日程計画を作ってラインに指示を出せば、生産のプロセスが動き出します。
  9.1 詰めが甘いと動かない
  9.2 + Do Check Action
  9.3 隠れた問題を発見する仕組み
  9.4 目標より目的に注目
  9.5 PDCAは小さな宇宙
     おまけ
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このように考えると、
小日程管理をひとつのプロセスにした大きなPDCAが見えてくるでしょう。

その小日程管理の前には、部材調達管理や負荷能力管理のPDCAが、
さらにその前には、注文管理や在庫管理のPDCAが回って
生産管理の大きなPDCAを回しています。

その生産管理のPDCAは、
販売管理や原価管理などと共に企業を構成する重要なマネジメントのひとつです。

PDCAは同じレベルに留まっているのではなく、回すことによってレベルが上がっていく、
つまり、スパイラルアップするという話を聞いたことがあるでしょう。

生産管理のような大きなPDCAは、このスパイラルが二重にも三重にもなっている・・・
そんなイメージです。


この一つ一つのPDCAが回ることで、大きなPDCAがスパイラルアップしていく。

だから、たとえ工場の片隅で行われている小さな仕組みでも、
しっかりとPDCAを回すこと。
それができないと、全体のレベルアップができません。
そして、その大きなPDCAも、さらに大きなPDCAを回す力になっています。

こうしたつながりは、まるで
月が地球の周りを回り、その地球が太陽の周りを回り、
太陽がまた大きな銀河系の渦の中で回っている大宇宙の姿を思い起こさせます。


そう考えると、小日程管理もひとつの小さな宇宙です。

「Dの問題」は小日程管理で終わりではありません。
この章は、次のレベルにスパイラルアップするためのプロセスのひとつです。

・・・そう言えば、2章の初めに、求めるシステムの姿として
宇宙船のブリッジをイメージしたのも、何かの示唆だったかもしれませんね。
一人一人が未知なる宇宙を旅する宇宙船のクルーとなって、
改善という重要な任務を担っています。


任務を放棄すればスパイラルは止まり、必ず元に戻ってしまいます。


・・・これを先祖返りと言います。


そうならないように、改善を繰り返し、
小さなPDCAをしっかりと回していってくださいね。

<おしまい>
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