コンセプトは ”どうしたら面白くなるか?” 品質でもうけなさい どうしたら易しく面白くなるか
 もっと楽にならないか
4.3 マネジメント不在は挫折する 品質でもうけなさい《目次》
  プロローグ
T.品質とコストの考え方
前章で改善も仕事の内だという話をしました。
だからといって明日からみんなニコニコ改善に精を出す
というものではありません。
1. 問題のない会社はもうからない
2. 品質の良し悪しはコストでわかる
3. 品質保証とはどういうことか?
U.品質問題解決の進め方
4. 問題解決の効率化を図れ
4.1
4.2
4.3
4.4
4.5
問題の見通しを良くする
全体最適でないと意味がない
マネジメント不在は挫折する
問題解決が人を育てる
問題解決のシナリオを描け
5. 見える化で問題を共有する
6. 深堀りで解決の手掛りをつかめ
7. もうからない対策を立てるな
V.品質問題よろず相談事例
8. 品質問題よろず相談事例
9. レベルアップに必要な考え方

  エピローグ
OJT(on the job training:職場内訓練)でそうではないことを
理解させなければなりません。
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一方、
経営者・管理者もただ改善しろと叫んでいるだけでは何も動き出しません。
改善の動機付けをするためのマネジメントが必要です。
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出し物
品質でもうけなさい…品質「補償」活動・「お祭り」品質管理に決別を!品質問題の本質と解決の考え方を豊富なイラストでやさしく解説します。
実効性のある改善活動を展開するためには、
Dの問題…デリバリー/生産管理の問題について考えてみましょう システムからの発想…システム概念からのヒントなど
やはり目標を決めて
プロジェクトのような形を取るのが
良いと思います。
改善提案名人に挑戦!
そんな大げさなものでなく、
日常的な自主活動という場合でも、
下に示すような
改善を円滑に進めるための
組織と責任を明確にしておくことが不可欠です。
経営者・管理者の中には、
もっと当事者の自主性を重視したい、
もっと自由にやりたいと考える人もいるでしょうが、
このような組織と責任を曖昧にしておいて
改善成果が得られるとは決して思わないでください。
実際、
プロジェクトのキックオフで立派な演説をしますが、
後はすべてコンサルタント任せなんていう会社も少なくありません。
まるで改善はコンサルタントがやることのように思っているみたいです。
5W1Hのだれ(Who)はみなさんです。
改善活動におけるコンサルタントの責任なんて鼻くそみたいなもので、
当事者、特にマネージャーや推進委員会の責任が非常に重要なのです。
極論すれば、
こういった活動のマネジメントがしっかりしていれば、
コンサルタントなんていらないのです
・・・なんて言うと私の商売あがったりですが、本当のことです。
次回はそれぞれのマネジメントについて少し掘り下げてお話します。
   ≪楽屋裏話≫
 もしこれが些末な話に思えるようでしたら、生産性や品質の改善以前に、マネジメントに大きな欠陥があると思ってください。その状態のまま、改善活動を進めても数ヶ月、いや数週間で熱が冷めてプロジェクトが崩壊しますよ。
 ・・・と、強く警告するのは、
私自身、このような組織と責任がしっかり認識されていなかったために改善活動が中途挫折した例を何度も経験しているからです。
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