コンセプトは ”どうしたら面白くなるか?” 品質でもうけなさい どうしたら易しく面白くなるか
 もっと楽にならないか
1.問題のない会社はもうからない 品質でもうけなさい《目次》
  プロローグ
T.品質とコストの考え方
1. 問題のない会社はもうからない
1.1 問題とは何か?
1.2 問題のある会社・問題のない会社
1.3 問題解決に特効薬はあるか?
1.4 こんな会社が改善に失敗する
1.5 マネジメント改革は経営者の責任
2. 品質の良し悪しはコストでわかる
3. 品質保証とはどういうことか?
U.品質問題解決の進め方
・・・とまあ、ほとんどの人がそう思うでしょうね。
でも、決して間違ったことを口にしているのではありません。
問題がない会社は本当にヤバイ会社なのです。
4. 問題解決の効率化を図れ
5. 見える化で問題を共有する
6. 深堀りで解決の手掛りをつかめ
7. もうからない対策を立てるな
V.品質問題よろず相談事例
8. 品質問題よろず相談事例
9. レベルアップに必要な考え方

 エピローグ
おもしろがりホームページ
おすすめの
出し物
品質でもうけなさい…品質「補償」活動・「お祭り」品質管理に決別を!品質問題の本質と解決の考え方を豊富なイラストでやさしく解説します。
・・・と胸を張っている社長さんもいるでしょう。
でも、
5年後も10年後も今と同じように稼げると思ったら大間違いです。
問題がなければ明日の利益は保証できません。
Dの問題…デリバリー/生産管理の問題について考えてみましょう システムからの発想…システム概念からのヒントなど
改善提案名人に挑戦!
問題のない会社は決してもうかりません。
1.1 問題とは何か?
問題という言葉は日常でもよく使われる言葉です。
そう。工場の中は問題だらけ・・・
あなたは問題とは何だと思いますか?
問題の意味について考えてみてください。

あなたはどんな時に「これは問題だ」と思いますか?
例えば、こんな場面があなたの会社や職場で繰り広げられていませんか?
これらは間違いなく問題ですよね。ね、そう思うでしょ?
でも、これだけでは本当の問題とは言えないのです。
このままでは単なる愚痴でしかありません。

こういう場面で、こんなことを考えていませんか?
こうなればいいのになぁ、こうなりたいなぁ・・・なんて考えますよね?
え? そんなムリなこと考えてもしょうがないですって?
そう、ムリかもしれません。
でも、もしかしたらムリじゃないかもしれません。
これらは言うならば理想ということです。

これに対して、在庫が多いとか不良が多いとか言うのは現実の姿です。

問題というのは、この理想と現実の差(ギャップ)のことを言います。
「問題」と言えば、学校のペーパーテストを思い出します。
会社や工場、職場での問題も全く同じです。

例えば、不良ゼロということが理想であれば、
目の前の仕損品の山は現実です。
  ≪楽屋裏話≫
 こんな単純な質問ですが、公開セミナーで受講者に直接問いかけてみると一様に口ごもってしまいます。一流の企業でそれなりの立場にある人たちが、すんなり答えられないもどかしさの中で、戸惑いを隠しきれないようです。
 しかし、これは笑い事ではありません。いかに私たちが日常使っている言葉の意味を知らずにいるかということに、まず気付いてほしいのです。最新流行の管理用語をよく知っている半面、ごく初歩的な用語が実にいい加減な解釈で使われていることが少なくありません。私の経験から言うと、そのような基本用語の正しい意味をきちんと理解するだけで改善成果を出すこともあります。朝礼や訓話のネタにもなるので、ぜひ自問してチェックしてみてください。
〈1.1 問題とは何か?〉先頭へ NEXT
おもしろがりホームページへ Copyright (C) omoshirogari. All Rights Reserved. 筆者のプロファイル紹介