コンセプトは ”どうしたら面白くなるか?” システムからの発想 どうしたら易しく面白くなるか
 もっと楽にならないか
T.基本的なこと システムからの発想《目次》

6.ムダとムリの意味
 











  やれやれ、
  チョコレートサンデーさえあれば
  幸せになれるとは安いもんだ。







      そういうのが代わりの案
      「代替案」てことさ。
      でも
      ぬいぐるみは
      お誕生日まで待っていなさい。





      一つにしなさい!一つに!
      とりあえず、
      今はチロルチョコでも
      食べてなさい。








  おっと、
  「ムリ」って言ったね?
  どうして「ムリ」なのかな?



  そのとおり!


  つまり
  波ちゃんを幸せにするという
  目的に対して
  チロルチョコ1個という手段が
  小さすぎるんです。
プロローグ
T.基本的なこと
1. システムの意味
2. システムの機能
3. システムの構造
4. 目的と手段
5. システムのレベル
6. ムダとムリの意味
7. 機能を展開する
8. 代替案を出す

目的と手段とを比べて、手段が小さい場合を「ムリ」と言います。
反対に、目的と手段を比べて、手段が大きすぎる場合が「ムダ」です。

  例えば
  シャネルのトートバッグをあげる
  って言ったら大満足でしょう。





  そう。
  悪いけど、
  波ちゃんを幸せにするのに、
  シャネルをプレゼントするのは
  「ムダ」というものなんです。

  で、どうだろう。
  ご要望のチョレートサンデーで
  手を打たないかな?

というわけで、目的と手段のバランスを取ることを「最適化」と言います。
ちなみに、ムダとムリが混在する状態を「ムラ」と言います。



みなさんの職場でもよく「ムダ・ムリ・ムラをなくそう」って言うでしょう。
それは、仕事や行動の目的と手段を見直して、
最適化を図りましょうっていう意味なんです。

覚えておいてね。

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