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PAC ぱっく performance analysis and control

 IEが生まれたアメリカでは、出来高に応じた賃金を支払ういわゆる奨励給が一般的であったため、正しい標準時間を設定して作業者の努力を公平に評価し、これを動機付けに結びつけて生産性向上を図る試みを行ったのが、IEの祖と言われるテーラーである。
 一方、日本の場合は出来高とは関係のない固定給が普通で、賃金が作業努力への動機付けになりにくい環境にあるので、テーラーの方法をそのまま適用することは困難である。
 しかし、科学的に作業達成度を測定して作業効率をコントロールすることは、生産性を合理的に向上させるためには不可欠な考え方なので、日本の会社にも適用できるようにシステムを整備し体系化して、1965年に日本能率協会により発表されたものがPACである。

 PACにおいては、正しい標準時間を基にしたパフォーマンス管理や、リーダーシップの育成、機動班の設置などの手法が展開され、その考え方は産業界にも応用され一定の成果も上げてきた。しかし、標準時間設定の煩雑さという大きな欠点があり、IT化の進む今日ではこうした厳密な能率管理の方法が取り入れられているところは少ない。

 PACの意義は、導入による成果というよりも、むしろ、生産現場における能率稼働率、労働生産性といった指標の整備や、生産性向上策についての指針を明確に示したことにある。そのポイントに注目してPACの内容に目を通すと非常に参考になると思う。
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